菜食メニューに挑戦するシェフが急増!

2010.11.4 by admin

glitter-graphics.com今年5月、マリオ・バターリ氏のニュースが料理界を驚かせました。

バターリ氏はお肉料理が大得意なセレブシェフとして有名なのですが、そのお肉大好きな超一流シェフが、「肉なし月曜日」運動に賛同し、菜食メニューの考案を始めたのです! バターリ氏は一体どんな菜食料理を作るのだろう?と、連日人々の関心を集めていました。この一流シェフの決断が、多くのシェフを菜食メニューへと呼び寄せ始めているようです。

トロントのシェフたちは、ある晩、菜食メニューだけをゲストに振舞いました。普段、生や茹でるだけの野菜を、創造力をフルに使って様々に工夫することがシェフにとってはやりがいがあるようです。

ニューヨークの一流シェフ、フレイザー氏は、昨年より月曜日に菜食メニューを始めました。中には動物性食材を含むものもありますが、こうした野菜のメインディッシュが大人気で、専門店を出すことも検討しているようです。

アメリカのシェフ対決番組、「Top Chef」の審査員も野菜ブームを予想していますし、レストラン業界のウェブサイトでも、「お肉やお魚は脇役になり、野菜が主役になる」という予測が出ています。

さて、日本でも野菜を主役にしようというレストランが現れ始めました。しかも大手レストラングループの経営で、銀座・新宿・大阪に店舗があるWaZaです。残念ながらベジタリアン対応ではないのですが、せっかくの野菜料理ですから、ベジーマンデー用メニューの開発もお願いしているところです。ぜひ期待したいですね!

「ベジタリアンにはお肉を抜きさえすればいい」と思っているシェフが多いようですが、そんなお料理ではわざわざ食べに行きたいとは思いません。菜食料理は結構奥が深いのです。シェフの皆さんにぜひチャレンジしていただいて、 あのシェフのあの菜食料理が食べたい!と思わせて欲しいものですね。