アメリカに「ヴィーガン・ピザの日」誕生!

2011.2.3 by admin

昨年、L.A.にあるクルーザーピザ&パスタがヴィーガン店を開いたと話題になりましたが、この一年でヴィーガン市場は飛躍的に拡大し、現在では全米43州、568ものレストランがヴィーガン・ピザを提供するようになりました。最大はカリフォルニアの157店で、ニューヨーク40店、フロリダ24店、ペンシルバニア22店、ワシントンDC13店と続きます。

そして今年より、1月の最終土曜日が「ヴィーガン・ピザの日」に制定され、全米でイベントが繰り広げられました!

ここまで広まったのは、ヴィーガン人口の増加とともに、一般の人々もヴィーガン・ピザを新しいアメリカ文化として認めたからです。その理由は、そう、チーズです。以前は、牛乳を使わずにチーズの風味を持たせたり、とろけさせることはできないと誰もが思っていました。しかし諦めることなく開発が続き、Tofuttiがアメリカン・スライス・チーズを発売し、Vegan Gourmetもかなり本物に近付きました。昨年は大豆ベースのTeeseと、タピオカやクズウコン粉を使ったDaiyaが広まりました。このピザを見てください。これはもう本物です!

Teeseを作ったダン・リードさんは、乳製品を作る為に動物がどう扱われているかを知って、ヴィーガンになりました。「食事は人々にヴィーガニズムを紹介する素晴らしい方法です。食べ物だけにとどまらず、真実を知れば知るほど、見て見ぬふりはできなくなるのです」とリードさん。

この流れ、日本にも届いて欲しいものです。あのとろけるチーズを植物のみで忠実に再現、美味しくて本物よりずっとヘルシーときたら流行らないわけがありません。特に女性の皆さん、どちらを選びますか?ぜひ日本にもヴィーガン・ピザを!