東大がヴィーガンメニュー導入、京大がベジウィーク開催!

2013.12.1 by Kyoko

京都大学ベジプロジェクトついに日本でも学生さんたちが動き始めました! 先日10月に東京大学でヴィーガンメニューが導入され、11月には京都大学でベジウィークが開催されました(写真左)。

すでに2011年10月、実践女子大学がマンスリーベジーメニュー(毎月一回)を導入していましたが、常設メニューとしてのベジタリアン&ヴィーガンメニューの導入では、東京大学が初となります。

早稲田大学のベジタリアン向けマークまた、早稲田大学でも昨年すでに、外国人留学生に配慮して、学食メニューにベジタリアン向けマークを導入していますが、残念ながらこちらは「ミートフリー(肉が入っていない)」の意味であり、グローバルスタンダードのベジタリアン基準には至っていません。今回はこうした取り組みの第一弾だそうですので、ベジタリアンの学生さんが声をあげれば、メニューの本格ベジタリアン化もあり得そうです。

さて、京都大学では、学生さんたちが「ベジ・プロジェクト」を企画し、キャンパスで意識調査を行ったり、菜食の利点や環境問題などをリーフレットで広めるなど、広範囲な啓蒙活動を行ってきました。

京大のベジメニュー学食側と共同でメニュー考案を行い、11月11日より一週間、ベジウィークと題して、植物性のもどき肉を使用したカレーや生姜焼き等のメニューを提供しました。もどき肉は予想以上の人気で、学食側が仕入れをし直すことになったそうです。ベジメニューが常設導入されるのもそう遠くないでしょう。

アメリカでもジョンズ・ホプキンス大学が主導、イギリスでもオックスフォード大学が先陣を切っているように、やはりどの国でも学生さんたちがこのムーブメントの中心にいます。日本にもとうとうその波が届いたようで、今後の展開に大いに期待できそうです。