新年あけましておめでとうございます!
2009年春頃から、世界各地で導入が本格化した週一ベジーですが、今では一般紙でも取り上げられるようになりました。全く遅れをとっている日本、2011年はより多くの方に参加していただき、食文化先進国の仲間入りを目指しましょう!私たちもベジーマンデーを推進しています。
さて、海外では昨年どのような出来事がありましたでしょうか?ECORAZZIが選んだ2010年トップ10ヴィーガンニュースをご紹介します。
第1位 マイク・タイソンがヴィーガンに
何と言っても、あのマイク・タイソンがヴィーガンになったと聞いた時には皆が驚きました。しかし、気弱な幼少期、可愛がっていた鳩をイジメっ子に殺され、殴りつけたのがケンカの始めだったというエピソードや、4歳の娘を事故で亡くして失意に沈み、そこから抜け出そうと人生を変えるためにヴィーガンになったという話を聞くと、私たちは彼のことを誤解していたのかもしれません。ヴィーガンのレストラン・チェーンも始めるようですから、ぜひ応援しましょう!
第2位 週1ベジーがおしゃれに
音楽プロデューサーにして、オーディション番組「ブリテンズ・ガット・タレント」「アメリカン・アイドル」などの辛口批評でも有名なサイモン・コーウェルが、自ら見出した歌姫レオナ・ルイスに言われて、すんなりと週1ベジーを始めたというニュースがありました。また、お肉料理が得意な超一流シェフ、マリオ・バターリが週1ベジー運動に賛同し、菜食メニューを考案したというニュースもシェフ界・レストラン業界に良い影響を与えたのではないでしょうか(2010/11/4記事参照)。
第3位 ヴィーガンエリートたちの台頭
ビジネスウィーク誌のような大手ビジネス誌が、有力者たちの間でヴィーガンが増えているという記事を掲載したことは嬉しいことです。茶化したような書き方でしたが、他の大物達を刺激し、菜食者が増えることに期待したいですね(2010/12/25記事参照)。
第4位 ビル・クリントンもヴィーガンに
元大統領のビル・クリントンが健康のためにヴィーガン食をトライしているというビッグ・ニュースがありました。たまに魚を食べているようですが、それでも国民に人気のある元大統領がヴィーガンとなり、ハイソ社会で触れ回ってくれるのは素晴らしいことです。
第5位 チェルシー・クリントンのとってもヴィーガンな結婚式
クリントンと言えば、娘のチェルシーさんはヴィーガンですが、昨年、投資銀行マンとの挙式が話題になりました。何らかの事情により、オーガニック牛肉も出されることになってしまったのは残念でしたが、ケーキも含めて殆どがヴィーガン・メニューでした。
第6位 どこでもヴィーガンの選択肢
2010年はヴィーガンの選択肢が増えた年でもありました。アメリカのスターバックスはLucy'sのヴィーガン・クッキーを置き、セブン・イレブンもニューヨーク市の6店舗でヴィーガン惣菜をたくさん並べ始めました。あのディズニー・ワールドにもBabycakes(NYで人気のヴィーガン菓子パン屋)が出店しました。マクドナルドを追い出しての出店というオマケつきです。
第7位 セクシー俳優もヴィーガン
男性コスメタリー Old Spice の名物CMの顔、イザイア・ムスタファも、ヴィーガン食によって肉体美を維持しているとのこと。
第8位 ヴィーガン本がベストセラーに
ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー本リストに、3冊もヴィーガン関連の本が入りました。「The Kind Life」、「Skinny Bitch(スキニー・ビッチ)」(邦訳本あり)、「The Conscious Cook」 です。
第9位 ヴィーガンのカップケーキが優勝
カップケーキを競うTV番組で、何とヴィーガン・カップケーキを作った23歳の女性シェフ、クロエ・コスカレリが優勝したのです。卵・乳製品を使わずに美味しくできるなんて素晴らしいですね。彼女のサイトは要チェックです。
第10位 ヒュー・ジャックマンもヴィーガンの宣伝役
俳優ヒュー・ジャックマンは、2010年中にヴィーガンになるという約束を果たせませんでしたが、元鉄人トライアスロン選手にして菜食の推進者ブレンダン・ブレーザーの最新著作に前書きを寄せ、ヴィーガンの宣伝をしています。「環境、健康、自分の子供たちの手本として、ヴィーガンにトライしたい」と語っているそうです。
以上ですが如何でしたでしょうか?やはり有名人は影響力が大きいですね。